いよいよ確定申告の時期に突入して私の事務所にも徐々にお問い合わせが増えてきていますが、確定申告をする理由で1番多いのが医療費控除というニュース、確定申告、医療費控除で税金還付があります。
控除の対象となるのは、昨年の1月1日から12月31日までの1年間に支払った医療費です。たとえば、昨年治療を受けたけれど、今年になって支払った医療費は対象外です。また、治療中に年が変わったときは、各年に支払った金額が各年分として控除の対象になります。
私の会計事務所でも医療費控除の適用を受ける納税者が多いのですが、複数年度に渡って医療費の領収書を持ってくる方が多いのが現状です。そうすると仕分け作業をするだけでかなりの時間が必要になるので、なるべく事前に年度別・医療機関別に分けて頂けると助かります。
対象となる方は、あなたやあなたと生計を一にする配偶者、その他の親族です。「生計を一にする親族」とは、同じ家に住んでいて生活費や学費を払っている家族はもちろんですが、必ずしも同居が要件ではありません。
よくあるミスで、ご本人さんだけしか医療費控除の適用を受けられないと勘違いされている方が多いのですが、生計を一にする親族の分についても医療費控除の適用を受けることができるので、なるべく家族全員分の領収書を常に保管していくことをお勧めします。